YESの子育て

2ヶ月ほど前に受けた子育てに関するインタビューが、僕を含め10人のインタビュー本として書籍になり発売された。しかも"経営者×子育て"という売るのが難しそうなテーマにも関わらず、発売早々に重版が決まったということで嬉しい限りだ。(宮本さん、日野さん、おめでとうございます!)

僕自身、体験ギフトとか経営とか、あとは働き方とか子連れ出勤とか、そういう形で取材を受けたことは何度もあるものの、子育てを切り口に取材を受けたのは初めてだった。 でも、実際にインタビューされてみると無限に言葉や思いが溢れ出してくることに正直驚いた。事前に質問リストが送られてきていたのだが、答えたいことが無限にあり過ぎて当日とてもじゃないけど話し切れないと思い、自分なりの回答を文章に整理して事前に共有したほどだ。

他の方々のインタビューも読んでいるとお世辞抜きにとても面白く、結構真似できるというか、我が家でも取り入れてみたいなと思う行為や考え方のケースに満ち溢れていた。きっと父親だけでなく母親にとっても参考になる気がする。

ちなみに僕の章はこんなタイトルを付けていただいた、 ==== ◎ソウ・エクスペリエンス社長 西村 琢氏 泥だらけで育てる逗子暮らしを選択 「子どもにも社員にもまずYESと答える」 ==== のだけれど、一点だけ補足を。

僕は本当に日頃からYESまたはOKばかり言っていて、まぁ要するにとてもいい加減なのだが、特に職場においては際立っていてオフィスにいる時はたいてい「良いじゃん」「ok」「了解」しか言わない日がほとんどだ。 (これでいいのか自分?と思っていたところ、デンマークの人気建築家ビャルケ・インゲルスが『人類の未来』という本の中で”YES IS MORE”ということを言っていて勇気を得たのも事実→https://amzn.to/2wC9zvi

一方で家庭や子どもとの関係においては実際には全部YESかと言えばそれは嘘で、それなりにNOと言うことも多い。xxx食べたい、yyy買って、zzz行きたい、抱っこして、、、全部にYESを言っていたら流石に生活(と子どもの健康)が破綻する。 でも一つだけ強調したいのは、普段2割8分くらい打ってる打者がとある年に3割5分になったら劇的な変化であるように、たったそれくらいの(7%の!)変化でもいい、少し以前よりも寛容にYESを増やしてみると驚くほどお互いストレスがなくなって楽しくなるし、それ以外のNOも受け入れられやすくなるということだ。

例えば、もうシーズンも終わりだがこの時期はそこかしこのお店に花火が売っている。子どもは花火が好きだ。なので店で見かけるたびに花火やりたい、買ってくれとせがまれる。 「ついこの間やったから」「今日は遅いから」(そして暑いから、、、)理由をつけてNOを言いたくなるのが人情だが、大して高い買い物でないし全部に「いいよ!」と言ってあげるのはどうだろう。 もしかしたら多少ワガママに育つかもしれないけれど、それでも楽しさへの貪欲さや善意、そしてポジティブな感情に満ち溢れていればまぁ大丈夫だろ、くらいに思っている。 もし将来僕の子どもたちが変な感じになっていたらその時は笑って欲しいが、そして僕も自分で色々葛藤のある中で試行錯誤中だが、ここで書いたことが何か少しでも皆さんの参考になれば幸い💡