11/22 曇り時々『昭和16年夏の敗戦』

今朝はチャリでオフィスへ。オフィス移転後、渋谷よりも遠くなってしまったのでチャリ通の機会が減ってしまったが、また最近は増えてきた。最低週一はね。

オフィスでデスクワークの後、一件取材。最近買って良かったモノというテーマなのだが、うーん、あまりモノを買っていない。既に絶版になっているけれどつい先日ヤフオクでgetしたマスターキートンなどを紹介、撮影などして終了。

その後一件お客様来訪。そして某社訪問。 そういえば先日からオフィスでもギフトをお買い上げいただけるようにしたのですが、今日第1号のお客様がオフィスにお見えになりました。ありがとうございます!

ところで法務大臣、辞任してしまいましたね。一体何をしているのやら。。確かにあの発言は良くないけれど、冗談と言えば冗談なわけで、あれで国会の補正予算審議そのものがストップしてしまうというのはいかがなものかなと思います。野党は更に首相の任命責任を追及していくようですが、

ところで文民統制というテーマに関連して石破茂氏が菅首相に「読んだ方が良い」とすすめて話題になった『昭和16年夏の敗戦』が面白そうです。僕もまだ50ページほどしか読んでいないのですが、タイトルを見て鋭い方は気づくように、日本が太平洋戦争に敗戦したのは昭和20年にもかかわらず昭和16年の敗戦となっています。 これは昭和16年に軍隊または民間からBest and Brightestと呼ばれる秀才を集めて総力戦研究所という総理大臣直下の組織がつくられ、日本が太平洋戦争に突入して米英と総力戦を展開したらどうなるかを「模擬内閣」を研究所内で組閣して徹底的に研究したらしいのです。そして出てきた結論が「敗戦」。そう、つまり綿密なシミュレーションの上ではそのような結果が出ていたと。 なのに何故開戦となってしまったのか、、、そのあたりにこの本の狙いがありそうですが、これから読んでみます。

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)
昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)猪瀬 直樹

中央公論新社 2010-06
売り上げランキング : 72


Amazonで詳しく見る
by G-Tools