立派な契約書をタダで作る方法

ビジネスをやっていく上で契約書を交わす機会は幾度となくあります。 でもスタート時は弁護士を雇う余裕なんてない、よく分かります。

そんな時は、たった3つのステップ(と少しの度胸)で簡単に最強の契約書を作ることができます。

1. Googleでベースになる契約書を見つける

ネット上には数多くの契約書が存在するので、まずは作りたい契約書に近いものを見つけます。 加盟店とか代理店系の契約書なら「加盟/契約書」と検索すればOK。 PDFファイルやワードファイルなど特定のファイルタイプだけを指定したい場合は"filetype:pdf"とか"filetype:doc"と検索窓に記入すればOK。 ほら、こんな契約書が見つかります。→[PDF] 代理店「アルビン加盟店」契約書

2. カスタマイズする

見つけた契約書を自社用にカスタマイズします。契約書って英文以上に読んでると眠気を誘いますが、がんばって!

3. 先方に投げる

ここがポイントなのですが、反応は2タイプに分かれます。 1つ目は、案外すんなりOKが出てしまうケース。その場合は、そのまま契約を締結しましょう。 2つ目は、信じられないほど赤入れされるケース。 ここで凹んじゃだめです、ここは大いに喜ぶところなのです! なぜならこれは、もし契約相手先が比較的大きな会社であれば、先方企業の顧問弁護士が一生懸命、赤入れしてくれたものだからです。 そうしてできた契約書を、更に微修正しつつ自社の契約書の雛形にしていけば良いのです。

ここで必要になるのは、3-2のケースで万が一先方に「何ですかこれは?」という雰囲気でダメ出しされても、笑顔で乗り切ること。その先には顧問弁護士のお墨付き契約書が待っていますから! とは言えもちろん、ある程度稼げるようになってきたら顧問弁護士を雇うことをおすすめします。