副産物としての人生。

▼自分のこれまでの人生というかストーリーは、楽しさとか自分の興味を追求してきた副産物のように、ふと今思った。 箇条書きにすると20行くらいしかないのだけれど、それを眺めていると様々な思い出が次々と頭に舞い降りてくる。 就職活動などで「自分のやりたいことは」とか「私のミッションは」なんて壮言大語している人をよく見かけるが、そんなことを考えたことは一度もない。 とにかく興味の赴くままに、やりたいことをやるのみだ。 (でも今自分のやっていることが社会においてどのような意味があるのかは、しっかりと認識した方が良いと思う。その方がはるかに充実感がある。) というわけで再来週に依頼されている取引先での講演の準備はしっかりしているのでご安心を!笑>星野さん、佐藤さん ▼話変わるのですが、今、源氏物語を読んでいます。 これはめちゃくちゃ面白い!おすすめです。 源氏のもてっぷりというか浮気性っぷりはイメージしていた通りなのですが、意外と知られていない優しさや、当時の上流階級の生活が見事に描かれています。 原語はとてもじゃないけど読めないので、僕が読んでいるのは、いろいろ調べた結果とても評判の良い田辺聖子さんの『新源氏物語』。

新源氏物語 (上) (新潮文庫)
新源氏物語 (上) (新潮文庫)田辺 聖子

新潮社 1984-01
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おすすめ平均 star
starきっと誰かに共感できますよ。
star優艶でふっくらした田辺源氏
star一番オススメの訳です。

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