▼先日、cnetを見ていたらこんなニュースが目に入ってきた。 テクノラティ、人員削減と給与カットを実施 今のような厳しい経済情勢下では必ず目にする、よくある類いのニュースだが、冒頭の文章がとても印象的だった。
ブログ検索企業のTechnoratiは米国時間11月25日、すでに6人の従業員をレイオフし、さらに残った従業員の給与を10〜15%カットすると発表した。
そう、僕が注目したのはこの6人という数字だ。 レイオフ関連のニュースで目にするのは、たいてい、シティグループが数万人削減とか、トヨタが○○工場を閉鎖/休止という巨大な話が多いが、そんな中、この6人という数字はとても新鮮に映った。 ▼自分で会社を経営していると、一人の社員を雇うのは大変だなと常々思う。 僕らはまだかなり小規模・小所帯だが、そんな規模でさえ過去、現金不足に陥り給与を大幅にカットしたことがある。 なので僕にとっては、シティグループの数万人規模のレイオフよりもはるかに小規模な、テクノラティの6人のレイオフに、そしてその裏にあるであろう苦渋の決断や未来への強い思いを感じ取ることができた。 ▼そんな僕らも来年の春に一人の社員を迎え入れることになった。 正直、そんなに余裕があるわけではないが、紆余曲折あった上でようやくタイミングがやってきたように思えるし、彼がフルタイムのスタッフとなることで大幅なスピードアップも図れそうなので、とても楽しみだ。 彼に安心して活躍してもらえるよう、来年の春まで気合いを入れて、しっかりとした土台を作っていきたいと思う今日この頃だ。