Smart Shrink と今の少子化対策に対する疑問。

▼今日、とある講演を聞いてきた。(とても勉強になった!>ゆうすけ) その中で"Smart Shrink"という言葉が記憶に残った。 前回のエントリーに書いたように、もし将来的に人口が減って経済が縮小していくとしても、生産性は飛躍的に向上させるなどして「スマートに小さくなろう」というコンセプトです。 10年後20年後くらいの首相が使ってそう。 ▼とは言え僕は今の少子化には少し問題があると思います。 というのは「子育て支援政策」とか「出産奨励金」というのは、どうしても、「子育ては辛いよ」「出産は大変だよ」というメッセージを発信しているようにしか見えないから。 支援の内容そのものよりも、それらの支援が暗に発信してしまう負のメッセージの方がはるかに強く、結果的に出産/子育てを抑制している、というのが今の状況ではないかと思うのです。 でもでも、やっぱり出産も子育ても絶対に感動的で楽しいはず。 みんなそれを理解しているが、一方で事実として大変なこともある。 この状況を打破する方策として 1.出産/子育ての素晴らしさをアピールする 2.出産/子育ての大変さを政策という形で支援する の2つのアプローチ方法があり、1番2番それぞれ具体案がたくさん出てくると思うのですが、できれば1に注力してもらいたいと僕は思っています。