▼「日本の労働生産性が低い」というニュースがとても気になっている。 企業において労働生産性というと通常、付加価値(≒営業利益+人件費)を従業員数で割ったものを指すが、国における労働生産性とは一人当たり国内総生産(GDP)とほぼ等しいようだ。 人口が減少する以上、世界に占める日本のGDPのシェアが少なくなっていくのは許容できたとしても(極端な人口減少は回避すべきだが、ある程度人口の減少は許容すべきだと僕は考えています)、世界における一人当たりGDPランキングが減っていく事実には黙っていられない。 なぜかと言われるとちょっと困ってしまうが、図体のデカさはNo.1じゃなくても良いけど頭の良さはNo.1でありたいと願う気持ちと似ている。 それに相対的地位が下がっていくと、それは中長期的には円安をもたらして僕らの日常生活をも圧迫させるはず(たぶん)。 ▼じゃ、どうすれば良いのかということですが、たぶん以下の2つです。 1.楽をしようとする(ひたすらコンピュータ化したり、海外の安い業者に頼んだり) 2.その結果職を失った日本人は新たな(高く売れる/儲かる)商品/サービスを生み出す かつてアメリカでも金融業界が一気にコンピュータ化されて人があまり、その中の多くの人が気候の良い西海岸にわたってIT産業を勃興させましたし、結果的にアメリカの労働生産性は世界1位2位を争うレベルに保たれています。 ▼ですので今弊社に飛び込み営業または営業電話をかけようとしている皆さん、その時間を使って「いかに楽をするか」に知恵を注いで下さい! そしてもし可能であれば(証券営業であれば)ネット証券に任せてしまい、思い切って辞職をして、日本のみならず海外にも高く売れる商品/サービスの開発にチャレンジしてみて下さい。 じゃないとこの国は、いよいよ、何の特徴すら打ち出せないまま極東の島国に成り下がってしまう気がしてなりません。 僕も起業家/経営者として、または一国民として、この大きな問題の解決策を考え、実行していきたいと思います。 (この事実を知って以来、弊社K君の動きが素早くなって頼もしい限り!笑) News Source; http://ja.wikipedia.org/wiki/生産性 http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/79/ http://woman.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=20070411ax016n1 http://r25.jp/magazine/ranking_review/10005000/1112007071203.html