▼今日、オフィスでとある話し合いをしたのだが、僕と僕以外で全く意見が異なる場面があった。 僕らはとても仲の良い少数の友達同士で会社を運営していて、何かを決める際には全員合意することが多いので、逆に新鮮で嬉しかった。 そして今日はもう一つ新鮮だと感じた話をご紹介。 ▼母親が病院に通うようになってから、医者の言いなりにはなるまいと、僕なりに医療制度や病気のことについてネットや本で調べたりしてきた。 その中で、医学部に通う友人が教えてくれたこの本は、いかに日本の医療が遅れているかを知る上でとても参考になった。 遅れの一つとして指摘されているのが、6人とか8人の大部屋。 アメリカでは1人、多くても2人が普通らしく、日本の状況を「まるで戦時中のようだ」と評していた。 大部屋だと院内感染等のリスクも高まるらしい。 ▼そして今日、検査入院のために母親が再度入院したのだが、そこで同じ病室だった方々(皆女性)といろいろ話したところ、彼女たちはどうやら大部屋が気に入っているようだった。 手術後は痛みがひどかったりするので、同じ部屋の人同士で話したりして励まし合ったり気を紛らわせたりできるから、というのがその理由。 僕は先ほど紹介した本の影響で「入院するなら差額ベッド代を払ってでも1人か2人の部屋だろ」なんて思っていたが、今日はその考えを一時保留せざるを得なかった。 十人十色、面白いですね。 でもやっぱり大事なのは、素直な気持ちで人の意見にしっかりと耳を傾けることですね。
ニッポンの病院 | |
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