▼The network will truly be the computer. これはGoogleのCEOであるSchmidtさんの最近の言葉だ。 少し補足をすると、ハードウェアとしてのパソコンはネットワークにアクセスするための道具に過ぎず、アプリケーションやデータはネットワーク上から引っ張ってくるようになるということだ。 実際に今僕が書いているこのBLOGも、ブラウザ上でネットワーク上のアプリケーションにログインをして書いている。 この考えは元々はサン・マイクロシステムズが大目標に掲げていたミッションだったが、実際に世の中をそういった方向に引っ張っているのは、サン出身のSchmidtさんが率いるGoogleだ。 ▼そして最近、冒頭に紹介した言葉を体感することが2度ほどあった。 1つはPCの交換。 2年半くらい使っていたVAIOが壊れてしまったのでMacに買い替えたのだが、データの移行等はほとんどする必要がなかった。 メールは全部Webメールに転送してあるのでデータベースとして使えてしまうし、スケジュールやタスク等もWikiなどを使って全部ネット上で管理しているからだ。 実際にデータを移行したのは音楽と写真くらいだ。 ▼もう1つはオフィスにいられる時間が少し減ったこと。 母が少し体調を崩したので病院に行ったりすることが多く、オフィスには行かずに家で料理や掃除の合間に仕事をしたりすることがあるのだが、上記のようなインフラが整っているのでほとんど不自由することなくできてしまうのだ。(もちろんみんなのサポートがあってのことだが!) ▼つまり僕らに取っては「The network will truly be the computer.」というよりも「The network has already been the computer.」となりつつあることに気づいた。 更に特筆すべきは、こういうインフラを整備するために僕らはほとんどお金を使っていない点だ。 多分5年もすれば働き方は劇的に変わってくることだろう。 →好きな言葉一覧 →社会/ビジネスの話一覧