掛け声はやめて空気づくりと仕組みづくりをしよう。

▼僕は、掛け声ってほとんど無意味だと思っている。 「知恵を絞ろう!」「頑張ろう!」「次は気をつけよう!」などなど。 その代わり、「空気を創ること」や「仕組みを作ること」が肝要だと思う。 ▼まず、空気をつくることに関して。 今僕らが新たなアイディアを欲しているとする。 その際に「いついつまでに考えてきて」と掛け声をかけるだけでは意味がない。 恐らく人は動かない。 そこで、関係者の様子を伺ってタイミング良く「今から30分ブレストしよう」と提案してみたり(できればコーヒーとお菓子とか買ってきてあげると最高だ)、スペシャルゲストを呼んでみたり、なんとなく盛り上がるような空気をつくるという気持ちを持つことが大切で、コミュニケーションがしやすくなると思う。 ▼次に仕組みについて。 たとえばミスが起きたとする。 その際に「ミスしないように気をつけよう」では意味がない。 恐らく人はミスを繰り返す。 そこで第三者のチェックを必ず入れたり、機械化をしたり、そういったプロセスの改善が必須だと思う。 ▼僕も両方とも修行中だが、特に空気づくりに関しては、どうしても盛り上がらないときなどは「どうしてだろう?」と問いかけてみたりする。 そうすると、「今は他の仕事に集中したい、早く言えばよかったね」なんて答えがかえってきたりして、結局は空気づくりに失敗(=掛け声になっていた)していたことが分かったりする。 そんなときは、それまでどうもどんよりしていた空気が一気にすーっと通ったりして、面白いです。 もし僕らの会社の雰囲気が「良い!」という評価をもらえるとすれば、みんながこういったことを常に意識しているからかなーと思う今日この頃です。