入社をお断りして思ったこと。

▼先日、とある知り合いから「入社させて欲しい」と依頼を受けた。 「一緒に働きたい」と表現した方が正確かな。 残念ながら弊社は今、人を採用する状況ではなく、たとえ採用するとしても他に優先すべき人がいるので、心苦しかったがお断りした。 ▼しかし折角の機会だったので、どうして入社したいのか、なぜ一緒に働きたいのかなど、ここぞとばかりに色々と質問した。 自分たちの良さというのは大方自分たちで分かるものだと思うが、本当の生の情報は、こんな時にこそ聞きだせると思ったからだ。 得られた回答を列挙すると、以下のような内容だった。 「やっている事業が本当に魅力的」 「初めてオフィスに行った時の雰囲気が最高だった」 「電話の対応一つとっても(確か対応したのは熊)素晴らしかった」 ▼聞けば聞くほど、彼がどれだけ切望しているのかが伝わってくるので、お断りするのがとても辛かった。 でも曖昧な返事はできない。なので断った。 そして僭越ながら同時に思った。やっぱり弊社、とてつもなく良い会社だなと(笑) ▼正直今は少し辛く、耐えるべき時期・ステージだ。 でも幸い、非常に具体的な成長イメージがあるし、もっともっと壮大なビジョンもある。 それより何より、足を一歩踏み入れただけで一緒に働きたくなってしまう会社が、この国にどれくらいあるだろうか。 僕らにはきっと、他にはない何かがある。 それはやがて花開き、大きな影響力を持つようになる。 自信をもって一歩ずつ進んでいこうと再確認した。