勉強が嫌いなのに、どうして大学へ行っているの?

NHK出版の『知るを楽しむ』の「江戸の教育に学ぶ」から抜粋。 大学生の頃にユニセフ視察団の一員としてバングラディシュの小学校を訪れた筆者の話。 ▼「そのとき、仲間の大学生が子供たちに「勉強は好きかい?」と尋ねました。みんな口々に「学校は楽しいし、勉強は面白いよ」と答えていましたが、その大学生が不用意に「僕は大学生だけど、あまり勉強が好きじゃないんだ・・・」と話したのです。すると、一人の小学生が、とても信じられないという顔つきで「勉強が嫌いなのに、どうして大学へ行っているの?」と詰め寄りましたが、その大学生は何も答えられませんでした。「学ぶ」ことについて考えると、いつもこの思い出がよみがえってきます。」 ▼うん、ほんとその通りだよね。