教育サービスに対して抱いている魅力・可能性。

▼今日、帰りの電車の中、僕はとてもMotivateされた。 Motivateというよりも、確信を深めたと言った方が良いのかな。 自分の考え方、価値観、スタイルが、正しいとか間違っているとかではなく、自分以外の誰かに良い影響を与え、決意を促し、チャレンジ精神を生んでゆく。 そのプロセスに立ち会えることは、僕にとって、株式公開を目指すことや会社の売上や利益を追求することよりも、はるかに大きな意味を持ち、全ての活動に意味を与えてくれる。 ▼これはつまり、プレイフル・スパイラルという価値観を社会に打ち込んでいくことに他ならないのだが、僕らの提供するサービスはもちろんのこと、それを創り上げていく過程においても、常にプレイフル・スパイラルは意識しなければならない。 (例えば、携帯電話会社が横並びでやっているようにに高いお金を払って有名デザイナーに携帯デザインをお願いするのではなく、「デザインできるならどこへでも行きます」という強烈な意思を持った逸材を発掘し、共に楽しく成長しながら自立を果たしていく) ▼僕はいつもこんなことを考えながら日々を過ごしているのだが、最近、一つのことに気がついた。 それは、突き詰めて考えると、僕らがやるべきことは教育サービスなのではないかということ。 様々な事業を通じて、プレイフル・スパイラルの片鱗に触れてもらうことや、きっかけを提供することはできるかもしれない。もちろんエクスペリエンスギフトも、そのうちの一つだ。 しかしそれは、あくまでも一部分に過ぎない。たとえ5年連続で誕生日プレゼントにエクスペリエンスギフトをもらっても、だからといってプレイフル・スパイラルがぐるぐる動き出すわけでもない。 ▼一方、弊社スタッフとしてかなりコミットしている人は、時間はかかることもあるが、多くの場合、プレイフル・スパイラルが回り始め、好循環の軌道に乗っていく。 ならば、少しでも多くの人をスタッフとして招き入れたいが、それは限界がある。 しかも、組織は必要最小限の規模にとどめておきたい。 ならば、我々が設計した教育サービスを通じて、プレイフル・スパイラルという価値観・考え方・生き方にどっぷり浸ってもらうのが良いのではないか、というのが今僕の中で抱いている最新・最善の仮説だ。 ▼まだまだこの先どう転がるかは分からないが、エクスペリエンスギフトは、そのための資金集め・信用集めと言っても良いかもしれない(笑) 他の全てのF1参戦メーカーが「車を売るため(宣伝広告目的)にF1を走らせている」のに対し、唯一フェラーリは、「速いマシンを作ってF1で勝つために、その資金を得るために、車を売っている」という話を以前聞いた事があるが、どうせなら僕らも、それくらいクレイジーでありたいと思う。