▼今日も1件、後輩の訪問を受ける。またしても表参道(笑) その後、ハイパーおばあちゃんとちゃんこ鍋。 千代大海関がいらしたので(彼のお店なので)、握手してもらった。 僕の手はかなりごつい方だが、千代大海関は3倍くらいの厚みがあった。ひぇー。 ▼昨日今日と会った後輩たちに主に伝えたのは、“考える状況よりも、考えさせられる状況が大事”だということ。 これは、以前書いた“Better Think! Not Best Think!”に続き、今の僕のポリシーとなっている。 結論としては、どちらも、アクションを起こせ!ということだが。 ▼例えば今、とあるプロジェクトを着想したとする。 恐らく実行に移す前に、プランニングをするだろう。これが、考える状況。 そしてプランニングが終わり、実際にスタートする。 すると、(これがビジネスだった場合には)思ったほど売れなかったり、クレームが来たり、様々な問題に直面する。(もちろん、それ以上にたくさんのポジティブな出来事がたくさんあります!) そして、これらに対処すべく、必死になって考える。これが、考えさせられる状況。 ▼考える状況と考えさせられる状況。 両者を比較した時、僕は考えさせられる状況を重要視すべきだと思っている。 もちろん考える状況、つまり事前のプランニングも大事だ。 ただし、細かい点まで考えても思い通りにいかないことが大半だし、ずーっと考え続けていると、「より安全な方法は」とか「より簡単な方法は」とか、必ず邪念が入ってくるから、重要でシンプルなポイントだけ押さえておく。 そのチャレンジにかける思いだったり、実現したいことだったり、引き際だったり(笑) それさえ決めれば、あとは実践あるのみ。 ▼行動に移したならば、それは既に、考えさせられる状況だ。 「売れない」「クレームが来た」「取引先が怒っている」・・・・・ 色々なことが起きるが、どれに対しても、否が応でも考えさせられる。 じゃないと、前に進めないし、下手すれば倒産してしまう。 このリアリティが、地に足の付いた思考を促してくれる。これはとてもエキサイティングで、楽しい。 ▼実際に僕は、今回のエクスペリエンスギフト事業に関して、着想してからサービス開始まで1年かかったが、それよりも、サービスを開始してから今までの1,2ヶ月くらいの方が、はるかに多くの、しかも現実的なアイディアを生み出し、方針を決められたと思う。 ▼考える状況は寝る前と電車の中と休日、それ以外は考えさせられる状況に身を置いておくくらいが、ちょうど良いバランスだと思う、今日この頃です。