郵政民営化というより、「分かり易さ」が支持されたのだと思う、今回の選挙。

▼面白い!「路線検索ソフト「駅すぱあと」、CO2排出量も表示」 ▼元国務長官アメリカ)のパウエルさんがいつの間にか、大手VCのKleiner Perkins Caufield & Byersにジョインしていたようです。 ▼自民党が、想像を超える大勝を収めた。 僕はあまり政治に詳しくないが、詳しくないからこそ、よく分かることがある。 それは、今回の選挙は多くの有権者にとって、とてもとても、分かり易く、新鮮だったのだと思う。 ▼もちろん政治は、郵政民営化だけではない。 その他にも税金、年金、外交、社会保障、医療、様々な問題がある。 でもその多くは、議論があまりに複雑過ぎて、よく分からないというのが本音だと思う。 実際に僕がそうだ。 それに、どの政党も、全ての問題について「やる、やる」と言いつつ、具体的な成果がよく見えないと言うのが現実だ。 ▼もちろん、複雑で成果が見えないからといって選挙権を持つ僕らが政治に対して無関心であることが、許されてはいけない。 でも、長い間政治に対する関心の低い状態が続いてきた日本において、多くの有権者潜在的に、今回のようにシンプルで明快な政治を求めていたのではないか。 ▼今回の自民党の勝利は、その背景、タイミングが見事に一致した結果だと思う。 これからも、今回ほどではないにしても、分かり易い政治を期待したい。 そしたら徐々に、僕みたいな素人の政治を見る目も磨かれていくのだろう。