スピリットの継承。

▼先日、『堤義明の21世紀戦略』という本を読んだ。 そう、このところ何かと話題になっていた西武グループ元総帥堤義明さんについて、彼が絶好調の時に書かれた本だ。 あえて古い本を読んだのは、今はすっかり没落してしまった西武グループ総帥が、当時どれくらいもてはやされていたのかを知り、そのギャップを感じたかったから。 ▼この本のタイトルにもなっている通り、本の中では「堤義明は最強だ。この勢いは21世紀になってもとどまることを知らないだろう」と主張されている。 栄枯盛衰とはまさにこのことだと、色々考えさせられた。 ▼僕が思うのは、やはり、どんなに頭が良くても柔軟性があっても、30年とか50年単位の時代の変遷に一人の人間がついていくのは不可能だということ。 だって、生まれてから育ってきた環境が、本当に信じられないくらい全く違うのだから。 ▼だから、自分の考えが少しでも古くなったかな、と思ったら、すぐに次の代にバトンタッチするのが良いと思う。 そして基本的には信頼できる次世代に全て任せる。 唯一徹底的に継承すべきは、スピリットかな、と思う。 「俺はこういう思いで今までやってきたんじゃ!」という、熱い思い。