こだわりと柔軟性、制約条件とクリエイティビティ

▼昨日の自由大学未来の仕事では、ヨーヨーの元世界チャンピオンBLACKをお呼びしたのだが、とても楽しかった。
ヨーヨーは10年おきくらいにブームがやってきて、それは玩具メーカーが機を見て仕掛けたりしているわけですが、ヨーヨーをそのまま仕事にしている人って世界的に見てもあまりいないわけです。
でも、BLACKは中学時代にヨーヨーに出会い、そこから技を磨いて4年後に世界チャンピオンになった。
チャンピオンになった後は方向性を見失う時期もあったが、やっぱりヨーヨーでやっていこうと思い、働いていた会社もやめて、今はヨーヨー一本で仕事をしている。

▼その活動内容は多岐に渡っていて、放課後NPOアフタースクールで小学生向けのヨーヨー普及イベントやヨーヨー大会の審査員、3月19日に開催予定のYo-Yo Bar(中目卓球ラウンジとか相変わらず人気ですがYo-Yo Barも個人的にイケるのではと思います)などヨーヨー普及のための活動だけでなく、ヨーヨーを競技からエンターテイメントへと昇華させるためのシルクドゥソレイユへの挑戦(ヨーヨーだけでなくバレエやジャズダンスもミックスしたもの、そして見事オーディションには合格!!)、静岡で毎年開催される大道芸ワールドカップへの出場、そして今は世界最高峰のヨーロッパ大会への出場に向けて更に準備をしているとか。

▼僕はこういう、ひとつの譲れないキーワードとかコンセプトに極端なまでにこだわりつつも、それを面白くしたり仕事にしていくためには非常に柔軟な発想をしていくタイプの人が大好きです。
前回お呼びした元プロテニスプレイヤーで現在慶應大学テニス部監督を務める坂井さんも「テニスやスポーツの普及・強化」に徹底的にこだわりつつも、NPO法人を通じた日吉キャンパスの開放や自らビジネスを手がけたり、またはブックコーディネーターの内沼さんは個別の本の推薦ではなく「人と本が出会う仕組みを作る」ということで中古本を元所持者の顔写真だけを手がかりに販売したり、敢えて線が引かれている本をそのまま販売したり、、、、

▼人が何かに惹かれたり好きだという気持ちは、これはもうどうしようもないものだし、全てどんどん受け入れていった方が楽しいし、人生有利なんじゃないかと思う。
なので、その譲れない部分だけは徹底的にこだわりつつも、でもどんどん柔軟に新しい取り組みをしていくと、いつの間にか「お、何だか面白い展開しているヤツがいるぞ」ということになるのではなかろうか。
ソウ・エクスペリエンスだって昔から何度も色々な方に「体験・エクスペリエンス軸よりもギフト軸の方が儲かるのでは?」とアドバイスされましたが、それじゃダメなのです。やっぱり徹底的にエクスペリエンスを掘り下げていかなくては!